深夜歩いていたら、歩道わき少し高くなったコンクリートの上に落ちてた。

まだあたたかかった。生き返るかもしれないと、帰宅して部屋においたけど、生き返らなかった。

暗いとこで見たときは雀だと思ったけど、朝みたら、胸からおなかにかけた羽は黄色だった。目は落ち窪んでいた。

庭の低木の花の陰、土が柔らかそうなところを深く掘って埋めた。

わたしの仲良しの木さんの大きな葉っぱをしいて、そのうえに紅葉した綺麗な桜さんの葉をたくさん。脇の土にごはんになる赤い実を枝ごと2枝。上にまた桜の赤い葉をたくさんかけて、ごはんになるお米ひとにぎりかけて、土をかふせた。

バラの大株も、あじさいの大株も、オリーブの大株もあるところだし、いろんな鳥さんが飛来する場所だから、さみしくないと思う。土の中はあたたかいと思う。